大切なマイホームの外壁塗装をすることは、外観を綺麗に保つという目的に加えて、建物の防水性を保つという目的もあります。
そのため、業者選びは慎重に行う必要がありますが、実は、外壁塗装に関するトラブルは非常に多いのが事実です。
今回は、業者選びを失敗しないために、業者を比較する際のポイントについてご紹介していきます。

⬜︎外壁塗装でよく起こるトラブル例

＊希望通りの色に仕上がらなかった

外壁塗装のいちばんの楽しみといえば、家の印象を大きく左右する「色」選びですよね。
しかし、色決めの際はカタログで決めてしまう場合が多く、実際に自然光の下で大きな範囲に適用すると、思っていたのとは違う仕上がりになりなってしまうこともあります。
屋内で、カタログの狭い範囲の色だけで判断してしまっては、正確にイメージすることができないので、このようなトラブルが起こってしまいます。

＊最終的な費用が見積書の何倍にも膨れ上がった

見積書の金額を複数社で比較した時に、いちばん安かったからという理由だけで選んでしまうと、最終的な費用はとても高額になってしまい、トラブルにつながることもあります。
見積書を複数社から取り寄せた時には、見積書に記載されている金額以外にも塗料や塗装箇所などを検討する必要があります。
いざ開始してみたら、必要な塗装箇所が次々と見つかり、請求が膨れ上がっていくということを防ぐためにも、見積書の見方を知っておかねばなりません。

⬜︎失敗しない業者選びのポイント

イメージ通りの仕上がりを叶えるためには、依頼した会社の「職人の質」と「作業の透明性」が重要です。
職人の質に関しては、様々な機能を持つ塗料の性能を十分に引き出すために、マニュアルに沿った適切な工程を丁寧に行える職人かどうかということを見極めなければなりません。
そのためには、技術はもちろんですが、地域に根ざし品質を大切にしている業者かどうかで選ぶことができます。
また、作業の透明性に関しては、見積書からも計り知ることができます。
〇〇一式でまとめられたものはもちろん不透明ですし、見積書の工程の中に、下地処理や塗料の種類といった項目も事細かに記載し、何をどこにどう使うかということを明確にしてくれているかどうかで業者を選ぶことができます。

⬜︎まとめ

外壁塗装は、完成品に対して価値を判断した上での購入ではないため、信頼できる業者選びがキーになります。
信頼できる業者というのは、営業をせずとも地域の人の評判で次々と仕事が舞い込み、品質も保証されたものとなるという好循環を辿ります。
一生に幾度と行えるわけではない外壁塗装だからこそ、思い通りの仕上がりにするためにも、価格面以外でも業者選びにこだわってみてはいかがでしょうか。