屋根塗装で重要な縁切りとは?内容や必要性を横浜の業者が解説します!

屋根塗装で重要な縁切りとは?内容や必要性を横浜の業者が解説します!

2019/1/30 水曜日

屋根塗装について知識を集めていくと、「縁切り」が重要ということを耳にしたけど、どんなことをするのか、そしてその必要性がいまいち理解できていなくてお困りの方はいませんか。
縁切りは、一枚一枚が重なって一つの屋根を形成している家にとって絶対に欠かせない工程です。
今回は縁切りとは、そしてなぜ必要なのか、どのような工程なのかをご紹介していきます。

⬜︎「縁切り」とは?

屋根塗装を行った際に、塗料が乾燥して屋根材の隙間が塞がってしまったところの塗膜を切ることで、水の通り道を確保するための工程を指します。
屋根が塗膜で塞がってしまい隙間がなくなると排水がうまくいかないため、縁切りにより屋根の隙間を確保することが目的です。

⬜︎縁切りが必要な理由

屋根は一枚一枚が重なった構造になっており、屋根塗装によって屋根材の重なった部分に塗料が入り込んでしまうことがあります。
その状態で乾燥させると、重なった部分が塞がってしまいます。
しかし、重なった屋根材には隙間があり、その隙間には雨水が溜まり込んでいる可能性があります。
塗料でふさがったままの状態にしてしまうと、溜まっていた水分が内部を腐らせてしまうばかりか、「毛細管現象」により外部からの水分も引き寄せてしまいます。
そうなると、腐食により下地を劣化させてしまったり、雨漏りを引き起こしてしまったりとリスクが高まってしまいます。
リスクを減らすために、塗料で塞がってしまった部分を取り除く「縁切り」が必要となるのです。
縁切りは、使われている屋根材や築年数、屋根の勾配などの条件によって不要な場合もありますが、多くの家庭で使われているストレート屋根は必要である場合が多いので、家のことを把握しておくことをおすすめします。

⬜︎縁切りでやること

縁切りの工程では職人さんがカッターなどの工具を用いて、屋根材の隙間の塗膜を取り除いていきます。
手作業での処理であるため職人さんの作業量はとても大きく、例えば30坪の屋根塗装をした場合、職人さん二人がかりで丸一日の作業が必要となります。
そのため、縁切りの作業を省く業者も存在するので、手抜きをしない信頼できる業者選びが屋根塗装を成功させるポイントです。

⬜︎まとめ

外観の保全だけでなく建物の防水性を高める目的もある屋根塗装において、重要な役割をもつ「縁切り」。
専門的なことであるため、依頼する側に知識がないと悪徳な業者に手抜き工事されてしまいかねません。
見積もりを取り寄せた際には、縁切りが工程に含まれているかどうかきちん確認してみてはいかがでしょうか。

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