
階段部の錆止め塗装です。 鉄部は劣化が早いためしっかりと塗膜をつけて保護塗装を行います。

階段の仕上がりです。 ケレン⇒錆止め⇒ケレン⇒中塗り⇒ケレン⇒上塗りと 仕上げまで丁寧に工程を重ねていきます。

バルコニー裏、共用廊下裏の錆止め塗装です。 塗装を行っているのは、元ガン吹き屋さんの吉浦です。 この道30年以上の大ベテランで、吹付において右に出る者はいません。吹付塗装も今ではあまり使われなくなりましたが、次世代に継承していきたい技術のひとつです。

上げ裏の仕上がり写真です。 刷毛では中々入りづらい部分も吹付塗装なら漏れなく確実に塗装することが出来ます。 濃い赤から薄い色に塗り替えるのは、とても大変なのですが、車の塗装のように何回も色を重ねていくことできれいな仕上がりになります。

外壁の下塗りです。 モルタルの細かいクラック(ひび割れ)などを下塗り材で埋めていきます。

外壁はブラウン色で中塗り、上塗りと塗っていきます。

戸袋は、イエロー系の色で色分けを行いました。

外壁の色分け後の仕上がり写真です。 外壁はブラウン、戸袋はイエロー、上裏はクリームの計3色の色分けを行いました。

狭くて塗りづらいところも丁寧に塗ります。

細かくて見落としてしまいそうな場所も道具を使い分けて塗り残しが無いように塗っていきます。 この道具は、「ベンダー」といい狭い隙間などを塗るのに適しています。

これは、オスモカラーというドイツの会社が作っている植物性オイル木部保護材です。ひまわり油などの成分でできており、赤ちゃんのおもちゃなどにも使用できる塗料です。浸透性の塗料なので、高い耐久性や撥水性にも優れています。 外部用、内部用と分かれており、弊社では両材料とも頻繁に使用されます。

完成です。 とても艶やかな色合いの建物に仕上がりました。 雨が続き大幅に工期を過ぎてしまい、オーナー様、近隣住民様には大変ご迷惑をお掛け致しました。 ご理解とご協力頂き、誠にありがとうございました。